Apple

新MacBook Pro登場!買うならどっち?Airか?Proか?

今回もまた人知れず、そしてひっそりと、Appleの新製品が発表されました。

MacBook Pro 13インチ。

前回のMacBook Airに続いての発表に、多くのファンやユーザーも戸惑いを隠せなかったのではないでしょうか?

インターネット上には、すでにMacBook Airを購入して後悔している方や、MacBook Airの注文をキャンセルしてMacBook Proを新たに注文した方などの書き込みが溢れております。

かくいう私も一人のファンとして、頭を悩ませている状態です。

新しいMacBook Pro13インチについてのポイントを、MacBook Airとの比較も交えながら説明していこうと思います。

興味のある方はぜひ、最後までお付き合いください。

MacBook Pro 2020 13インチ について

今回発表されたMacBook Proは13インチモデルのみ、大きく分けて「上位機種」と「下位機種」の2種類です。

それぞれの機種のポイント、変更点を説明していきます。

MacBook Pro 13インチ【下位機種】

結論から言うと、MacBook Proの下位機種については全モデルとほとんど変更がないマイナーアップデートになります。

Magic Keyboardを搭載!

MacBook Air 2020と同様、キーボードがシザー式Magic Keyboardとなりました。

これで、MacBook全モデルがMagic Keyboardに統一されてことになり、事実上バタフライ構造キーボードの廃止を意味します。

シザー式Magic Keyboardについては、以下の過去記事をご参照ください。

こちらの記事内にMagic Keyboardについての説明も付記しています。

ストレージが底上げ増量!

ストレージが底上げされました。

前機種では最低ストレージが128GBでしたが、今回発表の下位機種では最低ストレージが256GBとアップグレードされています。

さらに嬉しいのが、ストレージがアップグレードされたにも関わらず、価格が値下げされたことです。

前機種128GBモデルが139,800円なのに対し、今回の下位機種256GBモデルは134,800円と、5,000円の値下げとなります。

MacBook Pro 2020(下位機種)の機能 早見表

内容はカスタムなしの最下位標準装備の状態です。

MacBook Pro 13インチ【上位機種】

MacBook Pro 上位機種については、すべての機能が強化された印象です。

特に、動画編集やグラフィック性能が大きく関わってくる作業をメインにされている方にとって大変魅力的な仕様となっています。

Magic Keyboard搭載!

こちらはもう説明不要ですね。

下位機種と同様、Magic Keyboard搭載となります。

プロセッサが強化!第10世代CPU搭載

MacBook Air 2020 に続き、MacBook Pro 上位機種でも第10世代CPUが搭載されました。

標準で2.0GHzクアッドコア第10世代Intel Core i5を搭載。

オプションにより、2.3GHzクアッドコア第10世代Intel Core i7までカスタム可能です。

また、メモリも標準16GBの仕様となっており、オプションで32GBまでカスタム可能です。

さらに、GPUがIntel Iris Plus Graphics 645 からIntel Iris Plus Graphicsへ仕様変更。

ナンバリングなしのIntel Iris Plus GraphicsはAppleのための特注モデルとの噂もあり、もちろんグラフィックスの性能もアップしているようです。

こちらもストレージ底上げ&価格は値下げ!

最低ストレージが256GBから512GBに。

そしてやはり嬉しいのが価格の値下げです。

前モデル128GBと比較すると10,000円の値下げとなっており、よりお求め安くなっております。

MacBook Pro 2020(上位機種)早見表

MacBook Pro 2020 は「買い」なのか?

Magic Keyboardは嬉しい!

個人的な意見ですが、同意してくれる方も多いはず。

バタフライ構造からシザー式に変更された点について、大きなポイントであると考えています。

打鍵感はもとより、不具合や故障が多かったバタフライ構造は、キーボードに対して常に不安感がありました。

特に、私のようなブロガーや、タイピングをメインとする作業をされる方にとって、キーボードは生命線のようなものです。

そんな大事なキーボードがMagic Keyboardに変更された点は、私にとって購入するに値するポイントの1つです。

第10世代プロセッサ、GPUの強化は魅力的!

今回のMacBook Pro 2020の上位機種(第10世代プロセッサ)は、MacBook Proで写真のRAW現像や、動画編集作業をメインとする方向けのアップグレードであると感じます。

ぶっちゃけ、文書作成やスプレッドシート、スライドショーの作成などのデスクワーク的な使い方、あるいはWebサイトの閲覧、動画視聴などであれば、第8世代プロセッサの下位機種でも十分です。

もっと言えば、前回発表されたMacBook Air 2020でもストレスなく使用することが可能でしょう。

まぁ、お金に余裕があれば上位機種を買うに越したことはないのでしょうけどね。

Touch Barは賛否両論!

MacBook Pro 2020 13インチは、Touch Bar搭載となっています。

しかし、Touch Bar自体が賛否の分かれるところ。

個人的にはファンクション物理キー派なので、Touch Bar搭載の時点で少し購入を躊躇ってしまいます。

もちろん、Touch Barを好んで使用される方もいらっしゃいますので、決してTouch Barを否定しているわけではないことをあしからず。

MacBook AirとMacBook Pro下位機種は同等?

これについては、インターネット上にも多くの記事が存在します。

確かに、仕様を比較するとMacBook AirとMacBook Pro下位機種は性能にそう大差ないような印象です。

しかし、内部構造が違います。

MacBook Proはやはり「Pro」と付くだけあって、エントリー機の「Air」とは排熱の点で構造が違います。

つまり、長時間使い続けることによるパフォーマンスの低下の観点から考えると、MacBook Proの方が内部構造的に排熱処理が意識されているため、耐久力に優れていることになります。

MacBook Pro 14インチの噂

こちらもインターネット上でささやかれていることですが、近いうちに「MacBook Pro 14インチが発表されるのでは?」という噂があります。

今回のMacBook Pro 2020 の発表は、14インチだと思っていたというユーザーも多かったみたいです。

14インチ発表説は根も葉もない噂ということでもないみたいなので、今でも14インチを見越して「今回のMacBook Pro 2020の購入を見送る」という方もいるようです。

結局どうなの?まとめ

これまでつらつらと書いてきましたが、個人的な見解も含め、以下のようにまとめます。

まとめ
  • MacBook Pro 2020 13インチは上位機種と下位機種がある 
  • Magic Keyboard搭載により入力パフォーマンスが大幅に向上 
  • ストレージ強化と価格の値下げで買いやすくなった 
  • 上位機種の第10世代プロセッサは魅力的 
  • 新GPU搭載で動画もパワフルに編集! 
  • 個人的にTouch Barはちょっと残念! 
  • 購入することを前提としたフローチャートを作ってみました。

    見ていただくと分かるとおり、個人的に「MacBook Pro 2020 下位機種」は買わなくても良いという判断です。

    なので、フローチャートの選択肢の中に下位機種はありません。

    簡単に言えば、デスクワーク中心ならばMacBook Air 2020

    動画編集等も視野に入れているならMacBook Pro 2020 上位機種

    だと思っていいます。

    参考になれば幸いです。

    最近のAppleは、グレードアップとプライスダウンを積極的に行っており、大変購入しやすくなっております。

    ぜひ、Appleのマシンで快適なガジェットライフを送りましょう!